節水あるある

株式会社 佐藤節水事務所の節水に関する豆知識や、耳よりな情報を掲載しております。

私たちが使える水は、限りがあります。

水の惑星と言われている地球ですが、
私たち 人間が使える水の量は、
地球全体の総水量の 0.01%しかないと言われております。
このままのペースで水を使い続けていると、
いずれ枯渇して、飲水の確保も難しくなってしまう
のではないかと危惧されております。
私たちが今できる事とは何かを今一度考えなおす時期に来ております。

水平線

バーチャルウォーターとは?

バーチャルウォーターとは、食料を輸入している国(消費国)において、もしその輸入食料を生産するとしたら、どの程度の水が必要かを推定したものであり、ロンドン大学東洋アフリカ学科名誉教授のアンソニー・アラン氏がはじめて紹介した概念です。 例えば、1kgのトウモロコシを生産するには、灌漑用水として1,800リットルの水が必要です。また、牛はこうした穀物を大量に消費しながら育つため、牛肉1kgを生産するには、その約20,000倍もの水が必要です。つまり、日本は海外から食料を輸入することによって、その生産に必要な分だけ自国の水を使わないで済んでいるのです。言い換えれば、食料の輸入は、形を変えて水を輸入していることと考えることができます。

食品名 原材料 重 さ バーチャル
ウォーター量
ペットボトル量
ハンバーガー 牛肉 45g 927L 1854本
パン 45g 72L 144本
ハンバーガー一個のバーチャルウォーター量は、999L!ペットボトル約2000本分!
食品名 原材料 重 さ バーチャル
ウォーター量
ペットボトル量
カレーライス 豚肩肉 100g 590L 1180本
たまねぎ 63g 9.95L 20本
カレーライス一人前のバーチャルウォーター量は、1095L!ペットボトル約2190本分!

このままではパンが食べられなくなる?

私たちが普段口にしている食べ物ひとつひとつに、水は必ず使われております。
パンの原料である小麦の多くは、アメリカからの輸入に頼っております。
しかし、人口増加に伴い地下水の使用量も増え、年々枯渇しつつあります。
小麦の収穫が難しくなれば、パンが食べられなく可能性も十分に考えられます。

パンを食べれない子どもたちの未来を作らないためにも、
今私たちができる事をやることが、大人としての責任なのかもしれません。

身近な所でもできる節水活動!!

節水活動

● 蛇口を閉めてるのに水が滴り落ちてませんか?
● 何か無駄に水の勢いが良くないですか?
● トイレの水はいつも『大』で流してませんか?
● 洗い物している時、水を流しっぱなしにしてませんか?

・・・等など